歯周病とは、歯周ポケット(歯と歯ぐきの間にある溝)で繁殖した細菌が出す毒素によって、歯を支えているあごの骨などの組織が破壊されてしまう病気です。そのため歯周病を治療するには、この歯周病菌を殺菌したり取り除いたりする治療が必要になります。
この際、歯周病菌の棲み処となっているプラーク(歯垢)や歯石を取り除く処置を行いますが、歯周病によって炎症が起きている歯ぐきに器具などが触れると、痛みを感じやすいのです。
そこで当院では飲み薬を服用することで、身体の内側から歯周病菌を減らし、歯周病を改善させていく「歯周内科治療」を行っています。
まず位相差顕微鏡を使った検査を行い、患者さまのお口にいる細菌の数や種類を把握して、それぞれのお口の状況に合ったお薬を処方。このお薬を飲むことで、体内から歯周病菌を減らし、歯ぐきの炎症を抑えることができます。その後で歯石を取る処置を行えば、痛みをほとんど感じることなく治療を行うことが可能です。
従来の歯周病治療に比べ、痛みなどお身体への負担が少なく改善効果も大きい治療方法ですので、痛みが苦手な方や、治療を続けているのになかなか良くならないという方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
お口の中の健康は、実はお身体全体の健康とも密接につながっていることをご存知ですか? 中でも糖尿病と歯周病の間には、大きな関連があると言われています。糖尿病にかかっている方は歯周病にもかかっている場合が多く、逆もまた同様であることが最近になってわかってきたのです。
そこで当院では「お口は身体の一部」という観点に立ち、幅広い視点から歯周病治療を進めてまいります。
当院の院長はこれまで15年以上(※)にわたり、お身体が不自由だったり疾患があったりといったさまざまな理由で歯科医院に来院することができない方のために、施設などに直接赴いて歯科治療を行ってまいりました。
当院と同じビル内にある病院の医科と密に連携し、全身疾患のある方にも安心して治療を受けていただける体制を整えておりますので、まずは一度お気軽にご相談ください。
歯周病とは、歯の表面や歯周ポケット(歯と歯ぐきの間にある溝)に付着した、プラーク(歯垢)や歯石に住み着いている歯周病菌が引き起こす感染症です。しかしその一方で、生活習慣病の一種でもあると言われています。歯周病を根本的に治療するためには、歯磨きや食生活といった基本的な生活習慣を改善していく必要があるのです。
当院では、患者さま一人ひとりに担当の歯科衛生士をおつけして、ご家庭での歯磨き方法や、食生活など生活習慣改善へのアドバイスを行っています。同じ衛生士が継続して治療を担当するため、お口の中の小さな変化にも気づきやすく、よりきめ細やかなケアを行うことが可能です。
経験30年以上(※)のベテラン歯科衛生士が在籍しておりますので、安心して何でも相談してください。
歯周病は一度症状が治まっても、歯磨きや生活習慣の変化で再発しやすい病気です。
治療が終わっても、お口の環境が改善された状態をできるだけ維持できるよう、またこれ以上悪化させることのないように、定期的なメインテナンスに力を入れておりますので、どうぞ積極的にご利用ください。
歯周病について「いったいどんな病気なのか」「何が原因で起こるのか」、患者さまご自身に理解を深めていただくとともに、健康なお口で生き生きとした生活を送っていただけるよう、私たちが精一杯サポートしてまいります。
(※2019年現在)
検査器具やレントゲンで、歯周病の進行度合いを調べます。
歯周病がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
歯周病の原因となる歯石やプラーク(歯垢)を、専用の器具を使って取り除きます。
効果の高い歯磨きの方法をお教えします。
歯周病を再発させないために、定期検診や歯のクリーニングを受けることをおすすめします。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
午前:9:30~13:00
午後:14:30~18:30
※金曜日は17時30分、土曜は17時までの診療となります。
休診日:日曜日・祝日(土曜に不定休あり)