保険適用の白いかぶせもの

通常セラミックを使用した白いかぶせ物は自費診療（保険適用外）での治療になりますが、保険制度改定により、セラミックと強化プラスチックを使用した素材で作られた白いかぶせ物（CAD／CAM冠）が保険適用で入れられるようになりました。

また、このかぶせ物はすべての歯科医院で取り扱っているものではなく、届出を行っている歯科医院のみになり、当院はその届出を行っており保険適用の白いかぶせ物治療を受けることができます。

CAD／CAM冠（きゃどかむかん）はハイブリットレジンと呼ばれる、セラミックと強化プラスチックを合わせた材料でできています。

自費診療で用いられるセラミックのかぶせ物に比べると使える色が限られており、透明感がややないことや、硬さが不足しているといったデメリットはありますが、費用は保険適用されるので抑えられますので、銀色の金属の歯に比べると目立ちにくいものを作成することができます。

費用は健康保険適用で、負担金が3割の場合、銀歯は約4000円、CAD／CAM冠は約6000円程になります。

CAD／CAM冠（キャドキャムカン）は金属を一切使用せずに作成されます。

銀歯の様に金属成分が溶け出し、歯肉が黒ずんでしまう可能性や、金属アレルギーを発症してしまう可能性もありません。

保険適用の白い歯は基本的にほとんどの歯に適用できます

・お勧めできる歯の箇所は小臼歯（糸切り歯の後ろの2本）の歯です

・治療する歯が6番目の場合は7番目の歯が上下4本ともあることが条件です

・金属アレルギーの方は6番目、7番目の歯も適用となります。
（※金属アレルギーを証明する医師の診断書が必要となります。）